ストレッチ(Stretch)とは「伸ばす」とか「引張る」という意味の英語で、ストレッチングとは文字通り身体各部の筋や腱を引伸ばすことをいいます。
ストレッチの効果として一番代表的なものが柔軟性の向上です。身体の柔軟性が損なわれてしまうと怪我をしやすくなったり、スムーズな動きができなくなってしまうことがあります。柔軟性を高める事で、スポーツパフォーマンスの向上や、怪我の予防など様々な効果が期待できます。
また運動後に疲労物質をためないためのストレッチを習慣付ける事で、障害を予防することができます。
ゆっくりとした呼吸で無理無くストレッチを行う事で全身の筋肉をほぐし、リラックスの効果も得る事が出来ます。
その他、ストレッチによって筋肉の柔軟性を高めると、筋肉内に酸素を取り込む量が増え、筋肉によるカロリー消費をアップさせます。また、普段運動などを全くしない人の場合はストレッチによって小さな筋肉が鍛えられて、更に基礎代謝が向上する事が期待できます
部位別にストレッチを紹介します。
頸(くび)
@首の後ろを伸ばす

@両手を頭の後ろにあてます。
A首を前に倒し、さらに手で頭を前に倒します。
A首の横を伸ばす

@伸ばす側の反対側の手を頭の横にあてます。
A首を横に倒しさらに片手で頭を横に倒していきます。
B首の斜め後ろを伸ばす

@片手を反対の頭の斜め後ろにあてます
A首を斜め前に倒し、さらに片手で頭を斜め前に倒していきます。
C首の横を伸ばす

@伸ばす側の反対側の手を頭の横にあてます。
Aストレッチする側の腕を体の後ろに回します。
B首を横に倒し、片手で頭を横に倒しさらに首の横を伸ばします。
腰
@腰を伸ばす

@仰向けになり膝が90度に両ひざを立てます。
A両手を広げ、両ひざを左に倒し右側の腰を伸ばします。
B反対側も同様に行います。
A腰を伸ばす

@仰向けになり左足は伸ばし右ひざは曲げて左足をまたぎます。
A両手を広げ腰を左側にひねりながら、右ひざを左側に持っていき腰を伸ばします。
B反対側も同様に行います。
B腸腰筋のストレッチ
あおむけで寝ると腰が痛くなり、膝を立てると楽になる方はいませんか? もしかしたら、腸腰筋が緊張しているのかも知れないです。
腸腰筋ってあまり聞いたことない言葉かと思いますが、 腸腰筋は背骨から大腿骨に付く腸骨筋と骨盤から大腿骨に付く大腰筋を合わせたものです。
股関節の一番深い位置にある筋肉で、股関節の屈曲・姿勢の保持に関係する筋肉になります。 これは体幹の動きを統一した大切な役目をしている筋肉であることが分かっています。 骨盤の上部と胸椎の一部分、腰椎から伸びて大腿骨へとつながる筋肉で健康を維持する為にとても大切な筋肉です。
その腸腰筋を伸ばすストレッチをご紹介します。

@両脚を前後に開き立ち 後ろ脚を床に着けます。
A前後の膝を90度曲げ後ろ脚の大腿部に同じ側の手をそえて手で押し出すようにお尻を前方に突き出します。
C腸腰筋のストレッチそのA
パートナーがいる方の腸腰筋のストレッチを紹介します。

1.受ける側の人はうつぶせになります。
2.施術者は右側に立ち右手で右側の腰を固定します。
3.左手で受け手の右足を持ち、右足を持ち上げていきます。
膝を曲げてしまうと他の筋肉が伸びてしまいますので注意しましょう。
腸腰筋は姿勢維持などに重要な筋肉なのでストレッチをして緊張を取り除きましょう。
膝
膝の痛みは他人になかなかわかってもらえないのでつらいものです。
本人にしか痛みがわからないので他人からみると大げさに思われることもしばしばあります。
正座がつらい、階段の昇り降りがつらい、歩くのがつらく遅くなった、動き始めが痛む、など日常生活でさまざまな障害が出てきます。
でも痛いからといって膝を使わないでいると、周りの筋肉が衰えて関節にかかる負担が増え、ますます痛みが強くなります。
できるだけ歩いたり体を動かすようにすることが大切です。
膝の痛みを軽減するためにストレッチを紹介します。
大腿前面のストレッチその1@壁など持ち伸ばしたい側の足を手で持ちます。
A膝をしっかりと曲げ、ももの前側を伸ばします。腰が反り過ぎないように注意しましょう。
大腿前面のストレッチその2姿勢;仰向け
{やり方}
@床に座った姿勢で伸ばしたい方の膝を曲げます。
Aゆっくりと体を後ろに倒し、はじめは肘をつき、痛みがなければ完全に仰向けになり、ももの前側を伸ばします。
このストレッチは膝関節の屈曲動作、歩行動作をスムーズにします。
股関節
@つま先をなるべく外側に開き、肩幅以上に両足を開いて立つ。背筋はきちんと伸ばします。
A背筋を伸ばしたまま、腰を膝の高さまでゆっくり落としていく。つま先と膝頭は同じ外側方向を向くようにします。1日10回が目安。
臀部
お尻のストレッチ

長く歩いたりジョギングをしたりした後、お尻の筋肉が痛くなることがあります。
そんな時、お尻の筋肉をストレッチしてみましょう。
やり方
@イスに腰掛け、伸ばしたい方の足の足首を反対の足のももに乗せます。
A床についている足のかかとを持ち上げ、体を前に倒します。
気持ちよく感じる程度が丁度いいです。痛みが出るようだとやり過ぎです。